原口商店の明太子の魅力とこだわり
出展:原口商店公式
原口商店の明太子は、原料・製法・味わいのすべてにおいて強いこだわりを持って作られています。
まず特筆すべきは、使用する原料です。明太子に使われるたらこの卵は、北海道で水揚げされたタラのものを厳選。漁の最盛期に現地へ赴いて直接状態を確認し、質の高い卵だけを仕入れるという徹底ぶりです。
次に製法ですが、原口商店では塩漬け後、最低でも6ヶ月以上じっくりと冷凍熟成させたものを使用しています。さらに、一番だしでたらこの塩抜きを行い、羅臼昆布の二番だし・唐辛子・独自の調味料で丁寧に漬け込むことで、まろやかで深みのある味に仕上がります。
そして味の特徴としては、粒がふっくらとしていて口の中でプツッと弾ける食感と、昆布だしの上品な旨味が絶妙に調和していることが挙げられます。一般的な辛子明太子と比べて辛味が強すぎず、香りとコクが際立っているのが魅力です。
ただし、市販の安価な明太子に比べると価格は高めです。しかしながら、それに見合うだけの品質と味がしっかり感じられるため、本物志向の方にとっては納得のいく一品です。
店舗はどこにある?
原口商店の実店舗は、福岡市にある「柳橋連合市場」内にあります。博多の中心部に位置し、博多駅からも天神からも徒歩でおよそ20分ほどの距離にある、アクセスしやすい場所です。
柳橋連合市場は、「博多の台所」と呼ばれ、地元の飲食店関係者やプロの料理人も日常的に仕入れに訪れる本格的な食材市場です。その中に店を構える原口商店は、地元でも長年親しまれてきた海産物専門店の一つです。
この店舗では、辛子明太子だけでなく、いかや昆布を使用した加工品、特産品も取り扱っており、地元客と観光客の両方に人気です。ただし、繁忙期や催事出店の時期には一部商品の在庫が限られる場合もあります。
なお、訪問前に営業日や時間を確認することをおすすめします。市場の営業スタイル上、日曜や祝日に休業していることがあるためです。現地でしか味わえない空気感も含め、原口商店を訪れるのは価値ある体験となるでしょう。
口コミは高評価多数
原口商店の明太子は、購入者の口コミでも高い評価を得ています。味のバランスや品質の良さに加え、手間を惜しまない製法が多くの人に支持されている理由の一つです。
例えば、「昆布だしの風味が上品で辛さも程よく、ご飯にぴったり」といった声や、「市販の明太子とはまったく違う」「柔らかくて食べやすい」といった感想が見られます。家庭での食事はもちろん、贈答品としても重宝されているようです。
なかでも、「柚子いか明太子」が特に人気です。明太子の旨味に加え、柚子胡椒のピリッとしたアクセントとイカのやわらかい食感が組み合わさり、ご飯のお供だけでなく、お酒のつまみにも最適だという評価が目立ちます。
ただし、辛味に敏感な方にとってはやや刺激的に感じることもあるようです。そのため、好みによって選ぶ際は注意が必要です。
料理人にも選ばれる品質の高さ
原口商店の明太子は、一般消費者だけでなく、プロの料理人からも高く評価されています。博多の「柳橋連合市場」という歴史ある食材市場に店を構えるだけあって、その品質は業界内でも信頼されています。
この市場は、関東の築地市場や関西の黒門市場と並ぶ存在で、日々プロの料理人が新鮮で高品質な食材を求めて訪れる場所です。その中で長年営業を続けている原口商店の明太子は、まさに“本物志向”のプロが選ぶ逸品といえます。
さらに、テレビ番組『ヒルナンデス』では、有名シェフである「アルポルト」の片岡護氏が、原口商店の明太子を“お気に入りのご飯のお供”として紹介したこともあります。これにより、料理人からの信頼と評価が広く知られるようになりました。
プロに選ばれるということは、味や素材のクオリティはもちろん、安定した供給や製造への丁寧さも求められます。その点で原口商店は、すべての要素を兼ね備えた存在と言えるでしょう。
このように、一般客からだけでなく、食のプロフェッショナルからも支持されていることが、原口商店の明太子の信頼性と価値を高めています。
テレビなどのメディアでも紹介
原口商店の明太子は、これまでに複数のテレビ番組で取り上げられており、知る人ぞ知る逸品として注目を集めています。
例えば、日本テレビ系の情報番組『ヒルナンデス』では、「ご飯のお供」として紹介され、イタリアンシェフの片岡護さんが愛用している商品として紹介されました。また、『所さんお届けモノです!』『せっかくグルメ』などでも紹介され、話題となったこともあります。
このように、料理のプロや芸能人の推薦を受けている点は信頼感につながり、消費者にとっても購入の後押しになります。ただし、テレビで紹介されたことで一時的に注文が集中し、売り切れや発送の遅延が生じる場合があるため、購入タイミングには注意が必要です。
知名度は全国区ではないものの、メディアを通して徐々に認知が広がっている点は大きな特徴です。気になる方は、見逃さないよう公式情報や販売店のスケジュールをこまめに確認するのが良いでしょう。
原口商店の明太子はどこで買える?
都内でも買える?百貨店の催事でも期間限定で登場
原口商店の明太子は、基本的には福岡・柳橋連合市場にある店舗で販売されていますが、都内でも期間限定で購入できるチャンスがあります。それが、全国の名産品を集めた百貨店の催事です。
たとえば、髙島屋玉川店で開催された「福岡うまかもん味の市」では、原口商店の明太子が実際に販売されていました。このような催事では「柚子いか明太子」など、普段はなかなか手に入らない限定商品が登場することもあります。
こうした催事は不定期に開催されるため、購入を希望する場合は各百貨店の催事情報もしくは公式サイトを定期的にチェックしておくのが良いでしょう。SNSや百貨店の公式サイトを活用すると、出店情報をいち早くキャッチできます。
ただし、人気商品は初日に売り切れてしまうこともあるため、可能であれば早めの来店がおすすめです。現地でしか味わえない雰囲気やスタッフとのやりとりも楽しみのひとつです。
このように、原口商店の明太子は都内でも購入できる機会がありますが、それは期間限定かつ限られた場所での販売に限られるため、見逃さないよう注意が必要です。
全国発送もOK!取り寄せ方法を紹介
原口商店の明太子は、福岡の店舗まで足を運ばなくても全国から取り寄せが可能です。自宅用はもちろん、贈答品としても人気があり、遠方の方にもその味わいを届けられる点が魅力です。
原口商店の明太子は公式ページから注文のほか、楽天市場やYahoo!ショッピングなどを通じて購入できます。
特に百貨店催事の場合は、あらかじめ開催情報をチェックしておくと安心です。実際、都内の百貨店などで開催される九州物産展では、原口商店が出店し、その場で注文受付や配送手配をしてもらえることもあります。
原口商店の明太子についての総括
この記事のポイントをまとめます。
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原口商店の明太子は福岡柳橋連合市場で長年愛され続けている
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柚子いか明太子など個性的な商品も人気を集めている
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価格は市販品より高めだが品質に見合う価値がある
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テレビ番組でも紹介され知名度が広がっている
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実店舗は博多駅や天神から徒歩20分ほどの距離にある
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都内では百貨店の物産展や催事で期間限定販売されることがある
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全国発送に対応しており遠方からも取り寄せが可能である